チベットのダライ・ラマ猊下の「世界が苦しみに耐え、生類が苦しみ続けているかぎり、この世の苦痛を取り除くために、願わくはわたしもまた、それまで共にとどまらんことを」という祈りの言葉、あれは私たち大乗の精神だと思います。


横田南嶺(臨済宗円覚寺派大本山円覚寺    管長)
(サンガジャパンVol.27 「求道と救済」)
※肩書は掲載時