相手が言ったことに対して自分が真っ白に、まん中にいるときにすっと出る言葉が患者さんを自ら観察する状況に導いていくとでもいうか。小さいながらでもそこに智慧が介在しないと絶対に相手は変わらないということは感じます。


名越康文(精神科医)
(サンガジャパンVol.22 「スマナサーラ長老との対談「覚りに迫る認識論」)
※肩書は掲載時