その執着が手放され、無自覚な思い込みから解放されたとき、まず自分の心が動き始める。視点も動く。当然見えている世界も動く。新しい世界が見えてくる。新しい世界を見ている、新しい自分がそこにいる。


山下良道(鎌倉一法庵住職)
(サンガジャパンVol.33 「令和の時代の『仏教3.0』(1)」)
※肩書は掲載時