科学技術依存の時代、人は全能感にふけり悲しむ力を衰退されてしまっている。宗教とは人間の力の限界を自覚させ、十分に悲しむ道を指し示すものでしょう。


島薗進(東京大学大学院人文社会系研究科教授)
(サンガジャパンVol.6 「サンガジャパン緊急アンケート」)
※肩書は掲載時