玉置妙憂(看護師・僧侶)
訪問でのスピリチュアルケアの普及に努めておられる、看護師であり僧侶である玉置妙憂先生に、看取りをめぐる社会的な状況について、また最期のときをどのように迎えたらよいのか、その心構えや準備といったことを総合的にお話いただきました。
第2回 死がタブー化された戦後の日本社会
●現代医学のお土産その3:死のタブー化
3つ目のお土産は「死のタブー化」です。本屋さんに行くと「これをやるだけで若返ります」とか「これをやると20年長く生きます」といった、いわゆるアンチエイジングの本が山積みになっています。ベストセラーになっていますよね。

![玉置妙憂:「看取り」をめぐる総論 ~最期の時を病院で迎えるか、自宅で迎えるか[2/5]](https://image.osiro.it/pass/main_images/211683/images/original/%E7%8E%89%E7%BD%AE%E5%A6%99%E6%86%82-2.jpg?1664263415)
