一輪のバラの花を思い出してください。バラに棘があるからといって必ずケガをするわけではありません。正しいバラのつかみ方があるのです。棘は下向きですから、上から下に触れば問題はありません。ケガをする人は、つかむ方向を間違っているだけです。


アルボムッレ・スマナサーラ(初期仏教長老)
(サンガジャパンVol.16 「現代の『怒り』にどう向き合うか」)
※肩書は掲載時