彼(ティク・ナット・ハン)は、今を楽しみ、ただここに存在する幸せを味わうことを最優先に説く。それこそが涅槃だと言う。そしてそれは、在家である私たちにも容易に体験できる日常的な恵みであると言うのだ。


島田啓介(翻訳家)
(サンガジャパンVol.25 「ティク・ナット・ハンの原始仏典解説を読むために」)
※肩書は掲載時