取材で相手の話を聞いていると、その人の話が本当か嘘かなんて、わからないんですよ。ただし、話を聞いていて、自分が痛みを感じることもある。あるいは相手の痛みが話の中から伝わってくることもある。この痛みは「真実」なんです。


石井光太(作家)
(サンガジャパンVol.16 開沼博氏との対談「われわれは、なぜ『周縁』に着目するのか?」)
※肩書は掲載時