ブッダは自分の経験をありのままに受け止め、過去の経験によって決めつけず、執着することも否定することもありませんでした。ゆえに、人生経験のまっただ中において、非常に大きな心の自由を保ち続けることができたのです。


ティク・チャン・ファップ・アン(プラムヴィレッジ僧侶、ヨーロッパ応用仏教研究所所長)
(サンガジャパンVol.20 「無我を生きる」)
※肩書は掲載時