人はみな、ずっと人生が続くと思っています。病人を看病していれば、病人のほうが当然、その人のほうが先に亡くなると思っています。果たしてそうでしょうか。今日まで元気だった人が、明日にはいないかもしれない。だから、大事なことを、先延ばしにしてはいけないのです。

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Dr.バリー・カーズィン(チベット仏教僧侶、医師)
(サンガジャパンVol. 28 「チベット仏教と死と医療」)
※肩書は掲載時