『慈悲の瞑想〔フルバージョン〕:人生を開花させる慈しみ』 アルボムッレ・スマナサーラ
2,420円(税込)
サンガ新社[刊]
2026年1月刊行
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紹介
【作家・小川糸さんご推薦】
15年ほど、私は毎日、慈悲の瞑想を唱えています。
そのことが、私の人生にどれほどの恩恵をもたらしてくれたか。
このフルバージョンは、まさに「光」そのものですね。
この瞑想に出会えて、私は本当に本当に幸せです。
小川糸 (作家)
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「生きとし生けるものが幸せでありますように」
――お釈迦様が説いたこの慈しみの言葉を、
スリランカ初期仏教の長老であり
日本で40 年以上活躍するスマナサーラ長老が、
現代人のために丁寧に解説します。
仏典を徹底的に調べ、
どんな性格や背景の人にも実践できるよう構成された
フルバージョンの慈悲の瞑想を収録。
慈悲は心に深い変容をもたらし、
人間関係や暮らしに奇跡のような変化を起こします。
それは世界の問題を根本から癒す力です。
ブッダが説いた慈しみの教えを、現代人が確かに実感できる一冊です。
目次
【目次】
はじめに 聖なるこころを体験しましょう
第一部 「慈悲の瞑想」の心得―どうして慈悲の瞑想が効くのか
・第一章 「ありのままのこころ」を理解する
・第二章 世にはびこる「だまし」の技術
・第三章 幸福になれない生命のシステム
・第四章 生きることの根本
・第五章 慈悲の生き方
第二部 「慈悲の瞑想〔フルバージョン〕」の実践―慈しみの拡大から真理の発見へ
・「慈悲の瞑想」ガイダンス① 「私は幸せでありますように」
・「慈悲の瞑想」ガイダンス②「私に、他者に対する慈しみの気持ちが現れますように」
・「慈悲の瞑想」ガイダンス③ 「すべての生命は兄弟」
・「慈悲の瞑想」ガイダンス④ 「私は、釈尊の言葉を念じます」
・「慈悲の瞑想」ガイダンス⑤ 「こころは空気のように」
・「慈悲の瞑想」ガイダンス⑦ 「皆、業を相続します」
・「慈悲の瞑想」ガイダンス⑧ 「エゴの錯覚」
・「慈悲の瞑想」ガイダンス⑨ 「苦しむ世界で苦しみなく」
・「慈悲の瞑想」ガイダンス⑩ 「慈しみの拡大」
Q&A
「慈悲の瞑想」 全文
・「慈悲の瞑想〔携帯バージョン〕」 全文
・「慈悲の瞑想〔フルバージョン〕」 全文
前書きなど
すべての生命は「幸せに生きたい」という本能を持っています。その事実を正直に認めて、自分を含めたあらゆる生命の幸せを願う瞑想。それが慈悲の瞑想です。これまで『ヴィパッサナー瞑想 図解実践─自分を変える気づきの瞑想法【決定版】』(サンガ新社)などで皆様方に紹介してきた慈悲の瞑想は、慈悲喜捨の気持ちを凝縮した省略版です。それは誰にでも簡単に暗記できる「携帯バージョンの瞑想」です。慈しみの実践をするたびに、こころがその影響を受けて、変わっていかなくてはいけないのです。慈悲の実践は、人間を優れた人格者に育てるための方法です。携帯バージョンの瞑想を実践することで、人格が変わって幸福になった人々はたくさんいるようです。同時に、慈悲の実践のインパクトを感じていない方々もいるのです。
そこで、こころに確実に影響を与えることを狙って、フルバージョンの慈悲の瞑想を作成してみました。
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皆さんにも、慈悲の気持ちを経験して、体感してほしいのです。こころにインパクトを与えて、こころを変えてほしいのです。こころは洗脳されやすい、脆もろいものです。人間のこころは貪瞋痴ち(欲・怒り・無智)で汚れています。私たちのこころは世間の貪瞋痴に洗脳されているために、たいへん不幸な人生を過ごさなくてはいけなくなっています。慈悲の実践で完全に清らかなこころを育てましょう。世間の波に左右されない、汚れたこころや、迷信や、脅迫によって洗脳されない、安定したこころを育てましょう。こころを治せば人生は奇跡的に変わります。人生における本物の奇跡とは、慈悲なのです。それを体感してみれば、「慈悲は奇跡だ」と各自で発見するに違いありません。
版元から一言
【版元より】
アルボムッレ・スマナサーラ長老が紹介する「慈悲の瞑想」。
作家・小川糸さんが、この瞑想を毎日実践してこられたことを、
エッセイ『ペンギンと暮らす』(幻冬舎文庫)に記されています。
そのご体験から、小川糸さんより、
本書『慈悲の瞑想〔フルバージョン〕』の帯に
あたたかな推薦文をお寄せいただきました。
小説やエッセイを通して、
日々の暮らしのなかに生まれる感情の揺れを、
細やかに描き続けてきた小川糸さん。
その創作の根底には、
静かな慈しみのまなざしがあります。
小川糸さんは、眠りにつく前のひとときに、
アルボムッレ・スマナサーラ長老から学んだ
慈悲の瞑想の言葉を、静かに心の中で唱えてきたと語っています。
「本当に生きやすくなった」
「いいことも、自然とたくさんよってきてくれるようになった」──
その実感のこもった言葉は、
長い実践の時間のなかで、
少しずつ育まれてきたもののように感じられます。
そうした歩みのなかから紡がれた、
本書の魅力をそっと照らしてくれる、小川糸さんの言葉。
忙しい日常を生きる私たち一人ひとりにとって、
やさしく、静かで、しかし確かな実践であることを、
あらためて教えてくれます。
著者プロフィール
アルボムッレ・スマナサーラ (Alubomulle Sumanasara)
テーラワーダ仏教(上座仏教)長老。1945年4月、スリランカ生まれ。13歳で出家得度。国立ケラニヤ大学で仏教哲学の教鞭をとる。1980年に来日。駒澤大学大学院博士課程を経て、現在は(宗)日本テーラワーダ仏教協会で初期仏教の伝道と瞑想指導に従事している。朝日カルチャーセンター(東京)講師を務めるほか、NHK Eテレ「こころの時代」「スイッチインタビュー」などにも出演。
著書に『スッタニパータ「犀の経典」を読む』『ヴィパッサナー瞑想 図解実践─自分を変える気づきの瞑想法【決定版】』『無常の見方』『苦の見方』『無我の見方』(以上、サンガ新社)、『怒らないこと』(だいわ文庫)、『ブッダが教える心の仕組み』(誠文堂新光社)、『ブッダの教え一日一話』(PHP文庫)、『70歳から楽になる』(角川新書)、『Freedom from Anger』(米国Wisdom Publications)など多数。


