『スッタニパータ「犀の経典」を読む』
  アルボムッレ・スマナサーラ[著]

定価4,400円(税込)
サンガ新社[刊]
2022年11月発売
A5判/上製/272ページ

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『スッタニパータ「犀の経典」を読む』目次より

『スッタニパータ「犀の経典」を読む』でスマナサーラ長老が解説している「犀の経典」は、全41篇の偈(短い詩句)で構成されています。どの偈も今を生きる私達がしっかり理解できるように、現代的なたとえ話を用いながらスマナサーラ長老にご解説いただいております。本書に収録している全41偈のリストを、目次より抜粋して以下にご紹介します。

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1 幻覚から目覚める
第一偈 孤独は怒りではない
第二偈 愛着はタダではない
第三偈 友人の問題
2 自由に生きる
第四偈 家族愛
第五偈 自由に生きられる
第六偈 仲間の間にも規則がある
第七偈 楽しい関係も愛着をつくる
第八偈 孤独を維持する性格
第九偈 人の不満に対応できない
第十偈 孤独とは出家生活です
3 善き友と歩む真理の道
第十一偈 孤独者には善友が何より大事
第十二偈 同行者がなければ孤独行
第十三偈 朋友を賛嘆する
第十四偈 よいもの同士も騒がしい
第十五偈 個人に個性がある
第十六偈 心の安らぎを求めて
4 無色透明の心
第十七偈 欲は腫瘍である
第十八偈 孤独者には忍耐が欠かせない
第十九偈 雄象のように
第二十偈 一時的な安らぎ
第二十一偈 解脱は他からもらえない境地である
第二十二偈 無色透明の心
5 聖なる人は素顔で生きる
第二十三偈 悪友を避ける
第二十四偈 賢者と付き合う
第二十五偈 娯楽は他人と混じること
6 心の独立宣言
第二十六偈 孤独行者が捨てるもの
第二十七偈 快楽の連れは大苦である
第二十八偈 網を破る
第二十九偈 孤独行者は内も外も落ち着いている
第三十偈 出家して独りで生きる
第三十一偈 出家の生き方
第三十二偈 出家は心の掃除をする
第三十三偈 出家が禅定に入る
7 聖者は風のように
第三十四偈 出家が解脱を目指す
第三十五偈 生存の禍患を観察する
第三十六偈 孤独行者は解脱を確証する
第三十七、三十八偈 覚者の生き方(性格)
第三十九偈 慈悲喜捨を完成して世と対立しない
第四十偈 すべての束縛を破っている
第四十一偈 孤独行の結論―人間関係の本音を説く

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【著者プロフィール】

アルボムッレ・スマナサーラ(Alubomulle Sumanasara)

テーラワーダ仏教(上座仏教)長老。一九四五年四月、スリランカ生まれ。一三歳で出家得度。国立ケラニヤ大学で仏教哲学の教鞭をとる。一九八〇年に来日。駒澤大学大学院博士課程を経て、現在は(宗)日本テーラワーダ仏教協会で初期仏教の伝道と瞑想指導に従事している。朝日カルチャーセンター(東京)講師を務めるほか、NHKテレビ「こころの時代」などにも出演。著書に『サンユッタニカーヤ 女神との対話 第一巻』(サンガ新社)、『怒らないこと』(だいわ文庫)、『心は病気』(KAWADE夢新書)、『ブッダが教える心の仕組み』(誠文堂新光社)、『ブッダの教え一日一話』(PHP文庫)、『Freedom fromAnger』(米国Wisdom Publications)など多数。