「今の瞬間」という時間は、できるだけ短くするのが理想です。1年間「今」にするよりは、1カ月間のほうがよいのです。それを1日、半日、1時間、30分、10分、1分になるように縮めるのです。その「今」を充実するように努力する。そうすれば、うつに陥らないで明るく、活発に生きられるはずです。


アルボムッレ・スマナサーラ(初期仏教長老)
(サンガジャパンVol.3 香山リカ氏との対談「妄想と瞑想」)
※肩書は掲載時