世の中の人々は、ものごとを主観で判断して生きているのです。「主観で判断して生きている」とはどういうことかといえば、貪瞋痴などの感情に基づいて生きている、ということになります。感情でものごとを判断するので、生きる上で何一つ、うまくいかないのです。


アルボムッレ・スマナサーラ(スリランカ上座仏教長老)
(サンガジャパンVol.13 「シリーズ『アビダンマッタサンガハ』を学ぶ(Ⅱ)」)
※肩書は掲載時