話すことも、寝ることも、手の上げ下ろしをすることも、すべて天地総力をあげての働きをいただいてのことであったと気づくことができたら、その働きを小さな自我の欲望のために使ってはならないではなくて、使えなくなります。天地にお返しせずにはいられなくなる。


青山俊董(愛知専門尼僧堂堂長)
(サンガジャパンVol.35 「三心を生きる」)
※肩書は掲載時