「心理療法で最も大切なことは、二人の人間が共にそこに『いる』ことであります。その二人の間は『治す人』と『治される人』として区別されるべきではありません。二人でそこに『いる』間に、一般に『治る』と言われている現象が副次的に生じることが多い、というべきなのでしょう」
河合隼雄(心理学者)


三砂慶明(梅田    蔦屋書店人文・古書コンシェルジュ)
(サンガジャパンVol.28 「河合隼雄    医療と仏教をつなぐ人」)
※肩書は掲載時