アルボムッレ・スマナサーラ
【スマナサーラ長老に聞いてみよう!】
皆さんからのさまざまな質問に、初期仏教のアルボムッレ・スマナサーラ長老がブッダの智慧で答えていくコーナーです。日々の生活にブッダの智慧を取り入れていきましょう。今日のテーマは「トラウマって何?」です。
[Q]
トラウマ(心的外傷)って何ですか?
[A]
■過去を妄想することです
それはね、過去の出来事をずーっと妄想することですよ。
トラウマっていうのは大体ショックなんです。ショックを受けてなってしまう。ショックを受けても、すぐ忘れてしまえばいいのに、忘れられなくてまた頭の中で再生するんです。気づきの実践をしていない人に起こる病気で、気づきの実践をやる人は治ります。
散歩をしていたら突然、蛇が出て来たとします。とてもびっくりしますが、何もせずにササッと逃げられたし、蛇がいなくなったら落ち着くはずでしょう。しかし、それがトラウマになると、心臓がドキドキしてものすごく怖かったことを頭の中で何度も再現してしまう。これは心理的な働きですよ。一旦なってしまったら、そこから治すのは簡単ではありません。トラウマに囚われるというのは、自分の命を脅かすことなんですね。
ただ、「過去は終わった、今の私は別人だ」と開き直れば解決します。
■出典 『それならブッダにきいてみよう: こころ編4』
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