死は誰もが避けられないけれども、みんな先送りにしようとしていて、でも心のどこかで引っかかってはいるものです。絶対に自分に来ますのでね。宗教が今まで扱ってきたものの中で、残されている力があるとすれば死のまわりなのだろうという気はしますね。


松本紹圭(光明寺僧侶、未来の住職塾塾長)
(サンガジャパンVol. 36宇野常寛氏との対談「掃除ではじめる『遅いインターネット』」)