カトリックの神父・本田哲郎氏は、ある野宿者との出会いから聖書を読み間違えていたことに気がつきます。たどりついたのが、もし神がいるのなら、ボランティアとして炊き出しをする側よりも、もらう側にいる、という独自の聖書論です。


三砂慶明(梅田    蔦屋書店人文コンシェルジュ)
(別冊サンガジャパンVol.4 「本から死を考える」)
※肩書は掲載時