チベット仏教のラマ【*】である私の師のひとりが、15年前に胃がんになりました。彼は、そう診断された時、絶望するどころか、いい瞑想のプラクティスになって楽しみだと言いました。病を得ても幸せだったのです。その時が迫って来た時にも、師はずっと瞑想されていました。

*ラマ:チベット仏教の僧侶


Dr.バリー・カーズィン(チベット仏教僧侶、医師)
(サンガジャパンVol.28「チベット仏教と死と医療」)
※肩書は掲載時