自分はこういう生き方がしたいと思ったら、たちまち反発される。場合によっては嫌われるかもしれないけれど、自分の人生を生きるためには、人から嫌われることを恐れてはなりません。人生の指針が定まらない。それほど恐ろしいものはありません。ですから、嫌われることがあっても構わない。嫌われてこそ、初めて我々は自由に生きているのだと言ってもいい。



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岸見一郎(哲学者)
(サンガジャパンVol.33「『今、ここ』を生きる勇気 アドラー心理学に学ぶ『対人関係の問題』の乗り越え方」)
※肩書は掲載時