私たちは、「人の気持ちがわかるようになりたい」という大それたことを考えるのをやめるべきです。それより、自分の気持ちを理解しようとすべきです。自分の痛み・自分の心の状態・自分の喜び……それを理解すると、人の痛み・人の気持ちもわかるようになります。人の気持ちがわかるということは、自分自身の気持ちをわかっているということなのです。
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アルボムッレ・スマナサーラ(初期仏教長老)
(サンガジャパンVol.33「ブッダの智慧で解決!人間関係のQ&A」)
※肩書は掲載時