スナンダこと仏教研究者の川本佳苗先生によるミャンマー報告会のご案内です。

今年の1月から2月にかけて約20日間、川本先生はミャンマーに滞在され、現地の瞑想センターなどを取材調査してこられました。ヤンゴンとミャンマー中部マンダレー地域のピンウールウィン(メイミョー)の瞑想センターをたずねて調査したと伺っています。
今回、ミャンマーから帰国されたばかりの川本先生を囲んで、現在のミャンマーの様子、瞑想センターの今の状況など、ミャンマー仏教の今を聞く貴重な機会です。どなたでもご参加いただけるとのことですので、ご興味のある方はどうぞご参加ください。
参加費は無料、事前申し込みも不要とのことです。
主催は「静寂瞑想の会」で、問い合わせ先は「はらみつ法友会 <paramifriend@gmail.com >」となります。

川本先生をよくご存じではない方のために簡単にご紹介しますと、スナンダこと川本佳苗先生は、現在、日本学術振興会特別研究員PD(東京大学東洋文化研究所)の仏教研究者です。
2008年よりミャンマーの国際テーラワーダ仏教宣教大学に留学し、パオ(パーアゥッ)瞑想院で尼僧として出家し修行されました。その時の尼僧名がスナンダです。
2014年にタイのマハーチュラーロンコーン大学で修士号を取得し、6年間の東南アジア生活を終えて帰国。
サンガでは2018年~2020年に大人気連載の「スナンダのぶぶ漬けどうどすか?」(全11回)で真面目なサンガ読者を関西風お笑いの渦に巻き込んだほか、複数の『サンガジャパン』でも寄稿いただいていました。
またサンガ新社ではオンラインサンガ会員限定セミナーとして「スナ子女子会」を毎月開催していただきました。(現在は休会中)

ニュースなどで伝わるミャンマーの現在は、先の見えない深刻な状況が続いています。その中で、ミャンマーの仏教は今どうなっているのか、大変に気になります。仏教研究者であり、ミャンマーでの出家も経験されミャンマー仏教に精通する川本佳苗(スナンダ)さんから、現地の実際の様子を聞くことができるのは、とてもありがたいです。貴重な機会を作っていただいた川本さん、そして主催の「静寂瞑想の会」に御礼申し上げます。

会場などの詳細は下記をご覧ください。

【日時】
2024年3月16日(土)
17時~(約90分くらい)

【会場】
板橋区見次公園集会所2階和室
(住所)東京都板橋区前野町4丁目59番1号
(地図)https://tinyurl.com/2a3z7bb9
(交通)都営三田線「志村坂上」下車15分
                東武東上線「ときわ台」下車20分
                国際興業バス    赤羽駅西口ーときわ台駅(赤53)間    「前野小学校」下車2分

【参加費】
無料
事前申し込み不要

【主催】
静寂瞑想の会
問い合わせ(はらみつ法友会 <paramifriend@gmail.com >)

【備考】
当日は同会場で「静寂瞑想の会」主催の自主瞑想会が13時30分から17時に開催されます。
瞑想会終了後の懇親会が、川本佳苗先生のミャンマー報告会「おかえりスナ子~ミャンマー仏教の今」となります。懇親会からの参加でも大丈夫ですし、瞑想会からの参加(途中参加OK)も歓迎とのことです。いずれも参加費無料、事前申し込み不要です。

【川本佳苗先生プロフィール】
川本佳苗(かわもと・かなえ)
博士(仏教学)。京都市出身。ミャンマーの国際テーラワーダ仏教宣教大学(ITBMU)在学中パオ(パーアゥッ)森林僧院で尼僧スナンダとして修行し、タイのマハーチュラーロンコーン大学で修士号を取得するなど、6年間を東南アジアで留学する。現在、日本学術振興会特別研究員PD(東京大学東洋文化研究所)・ベルン大学宗教科学研究所博士研究員。
https://tinyurl.com/3uy9s423

川本佳苗さんの京都大学のインタビュー

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川本佳苗(スナンダ)さん。ヤンゴンのシュエダゴンパゴダにて(2024年2月15日)