内山興正老師のいう「思いの手放し」も、思いが湧いてこない状態のことではなく、いろいろな条件の結果として次々に湧いてくる思いが握り込まれないで、ただ坐禅に照らされているということじゃないですかね。


藤田一照(禅僧、曹洞宗国際センター前所長)
(別冊サンガジャパンVol.5 奥村正博老師と山下良道師の対談「只管打坐とマインドフルネスの対話」)
※肩書は掲載時