マハーシ師や、ゴエンカ師のような涅槃の到達を目指すのも一つの道だと思いますし、私は素晴らしい道筋だと思います。でも一方で、レーディ・サヤドー師やティク・ナット・ハン師のソーシャルアクションというか、そういった先人たちのつながりのなかに、私はマインドフルネスの新たな活路があるのではないかと思っています。


池埜聡(関西学院大学人間福祉学部社会福祉学科教授)
(サンガジャパンVol. 36 「マインドフルネスの光と影」)
※肩書は掲載時