ブッダに言わせれば、苦しみは見る(観察する)もの、あるいは知悉する(知り尽くす)ものである。決して苦しむものではない。「苦しみがあること」と、「苦しむこと」を混同してはならない。


プラユキ・ナラテボー(タイ・スカトー寺副住職)
(サンガジャパンVol.8 「生きる力に目覚める仏教」)
※肩書は掲載時