玉置妙憂(看護師・僧侶)


    訪問でのスピリチュアルケアの普及に努めておられる、看護師であり僧侶である玉置妙憂先生に、看取りをめぐる社会的な状況について、また最期のときをどのように迎えたらよいのか、その心構えや準備といったことを総合的にお話いただきました。


第5回    死後のこと


●死後の世界をどう捉えるか

「死後の世界をどう捉えるか」ということは、看取りや、どこで亡くなるかということを考えるときに絶対にくっついてくることです。病棟では多くの患者様から「死後の世界ってあるんですか?」というようなご質問をいただきます。