二十八代立行司の木村庄之助氏は、結びの一番ならぬ結びの一言を、「勝ってさわがれるより、負けてさわがれる力士になれ」で結ばれた。
勝ってさわがれるというのは力と業(わざ)であろう。負けてさわがれるというのは、勝ち負けを越えた世界をみつめて生きる人格の深さ高さであり、はるかにすばらしい世界である。
青山俊董(愛知専門尼僧堂堂長、無量寺東堂)
(サンガジャパンVol.30 「慈愛」)
※肩書は掲載時
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2022/10/05 07:00
二十八代立行司の木村庄之助氏は、結びの一番ならぬ結びの一言を、「勝ってさわがれるより、負けてさわがれる力士になれ」で結ばれた。
勝ってさわがれるというのは力と業(わざ)であろう。負けてさわがれるというのは、勝ち負けを越えた世界をみつめて生きる人格の深さ高さであり、はるかにすばらしい世界である。
青山俊董(愛知専門尼僧堂堂長、無量寺東堂)
(サンガジャパンVol.30 「慈愛」)
※肩書は掲載時