知識というのは、ためていくといっぱいになる。いっぱいになったら、ぐちゃぐちゃになり、必要な時に取り出せなくもなる。智慧というのは、それと違ってなくすことなんです。だから何もない状態なのです。ということは、なんでもできる状態なのです。


アルボムッレ・スマナサーラ(初期仏教長老)
(サンガジャパンVol.22 名越康文氏との対談「覚りに迫る認識論」)
※肩書は掲載時