実情は人間の創造(*)を超えるものです。だから「自分の限界に気付く」「自分の現実は、実情とは違うものであることに気付き、だからこそ長い時間をかけて実情を理解しようと挑み続ける」ことが「悟り」の解釈の一つであると思っています。


*原文ママ


川上全龍(妙心寺春光院副住職)
(サンガジャパン別冊Vol.5 「安定、観察、そして自分の現実に挑戦する」)
※肩書は掲載時