石川勇一(臨床心理士、公認心理師、相模女子大学人間社会学部人間心理学科教授、行者)


長年セラピストとして、また臨床心理士として心のケアに当たってこられた石川勇一先生は、テーラワーダ仏教の修行者でもあります。仏教の初期経典が伝える死生観、死に逝く時に備えての心構え、看取る瞬間に意識すべきことなどを、西洋のセラピーと仏教のダンマの統合したダンマ・セラピーの実践・研究の視点からお話しいただきます。


第3回    デス・エデュケーション(死の予行演習)


■初期仏教にもとづく死と看取りのあり方

    初期仏教にもとづく死と看取りのあり方について、経典も照らしながらこれからお話していこうと思います。初期仏教の智慧によって、心理学的な寄り添いや無心、マインドフルネスでは足りないものを補うことができると私は考えています。

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