瞑想と意識の探求 一人ひとりの日本的マインドフルネスに向けて』熊野宏昭[著]

 

出版社 ‏ : ‎ サンガ新社
発売日 ‏ : ‎ 2022年4月下旬発売
四六判 ‏ : ‎ 448ページ

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内容紹介

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一人の実践者がこれまで生きてくる中で出会った様々な疑問について、多くの求道者に問いかけそして語り合うことを通して、その答えを一つひとつ探し求めてきた旅路。日本文化に埋蔵されていたマインドフルネスの核心に出会い、自己が消滅し宇宙と意識の創発の現場に立ち会う、スリリング6つの対話

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日本におけるマインドフルネスの第一人者で心療内科医の早稲田大学教授の熊野宏昭氏が、瞑想をテーマに6人の探求者と語り合う対談集。自らの瞑想体験を縦軸に、禅、初期仏教、日本的霊性、能楽、障害者教育、数学理論という多様な分野を横軸にして、日本的な感性におけるマインドフルネスの可能性と、言語と意識の本質とは何かを、対話を通して探究する。

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注意を分割しているのは誰なのか。
そこで働いている「自分」はどうしたら落ちるのか。
そんなことを考えていたときに出会った「完全受動態」という言葉。
完全に受動的で、ただ気づきだけがそこにあるという状態に、どうしたら行けるのか――
すべての生きとし生けるものが歌を詠んでいる、その歌が歌えるほど。

 

6人の探求者と対話を重ね、たどり着いたのは「宇宙と意識」の事実――。

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対談者

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横田南嶺(臨済宗円覚寺派管長)

アルボムッレ・スマナサーラ(初期仏教長老)

鎌田東二(天理大学客員教授・京都大学名誉教授)

西平 直(上智大学グリーフケア研究所特任教授・京都大学名誉教授)

柴田保之(國學院大學人間開発学部教授)

光吉俊二(東京大学大学院工学系研究科特任准教授)

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著者プロフィール

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熊野宏昭(くまの・ひろあき)

1960年、石川県生まれ。早稲田大学人間科学学術院教授、早稲田大学応用脳科学研究所所長。心療内科医、公認心理師、臨床心理士。東京大学医学部卒。東京大学博士(医学)。東京大学心療内科医員、東北大学大学院医学系研究科人間行動学分野助手、東京大学大学院医学系研究科ストレス防御・心身医学(東京大学心療内科)助教授・准教授を経て、現職。日本認知・行動療法学会元理事長、日本不安症学会副理事長、日本マインドフルネス学会副理事長、日本心身医学会評議員、他。主な著書に『実践! マインドフルネス[注意訓練CD付]』『実践! マインドフルネスDVD』(以上、サンガ)、『新世代の認知行動療法』(日本評論社)、『ストレスに負けない生活-心・身体・脳のセルフケア』(ちくま新書)他。