先日、ゴータミー精舎のウェーサーカ祭で、お食事のお布施をさせていただきました。
たくさんの方がいらっしゃり、いつもの通り、お祝いのお食事が所狭しと並びます。
スリランカカレーや、ミャンマーのスープ。
私は祖父の葬儀にむけ打ち合わせもありましたが、朝早くにいただきものの筍をサラダに。キッチンで、スープを一緒に作ったり、お釈迦様やお坊様用に、綺麗に盛り付けたり、楽しかったです。
高いところに鍋をしまう時、近くにいた背の高い男性に、「申し訳ありませんが、のせていただけますか?」と声をかけたら、キッチンをまとめている女性に、「お伺いはいらないわよ。やってって言うだけ。あとは相手が決めるから。やりたくないならやらないのも、ぜんぜん問題ないのよ。ここは、みんな、自分の意思でやるだけ。だからね、ドタキャンもいいから、また遊びに来てね。」と言われました。
その時、自分の意思で何かをやり、それに対して周りは一切口を出さないって言う、究極の世界を見ました。
そういえば、お世話なっている修験道の先達に、「受けたもう」精神で、世界は回るよ、と言われたことを思い出しました。
スマナサーラ長老の法話で最初に、「お釈迦様が悟りの道に入られたことを忘れないために、めちゃくちゃ派手にお祝いするんですよ。」と、ウェーサーカ祭について説明がありました。
私は、なんだか涙が出ました。
有難いこと。
みんなで受けたもうして、みんなでお祝いして、たくさんの方と、共に食べ物の恵みを分かち合い、お祝いできる機会。
私は今世でどこまでいけるかわからないけど、みなさんと共にお祝いできることに、随喜します。
ご縁に感謝し、日々精進します。
素晴らしいサンガ、ありがとうございます。