今日はワットパープッタランシーの2回目瞑想会。
早めにお寺に着き、チャー先生の前に座った。
すぐお隣はタイ人在家の女性。
お経のテキストブックは最初なかったけど、私はお馴染みのお勤めなので、なんとなく覚えているところも多いし、大勢の在家の方、三人のお坊様や数名の短期出家の方とともにお唱えでき、お経の波の中、パーリ語の意味を感じながら、集中して身を委ねることができた。

「ねぇ、発音めちゃくちゃ上手いね。なんで?」

横にいたタイの方が声をかけてくださり、その流れで、私は瞑想会参加者でなく、お寺のご奉仕グループの方々に囲まれて、お食事することになった。
お食事の後、私もいそいそキッチンで洗い物。
タイにいるみたい。

すると、私に声をかけてくださった女性が、可愛らしい小さな器を下げに来て、私に静かに話し始めた。

「これ、タイで亡くなった両親と姉に、今日あげた器。寂しいね。いろいろあった。大好物、作ったんだ。」

今日はお盆だもんなぁ。
法話も、先日このお寺にやってきた餓鬼さんのお話しだったし。

洗い物が終わり、瞑想会がスタートする少し前、彼女が、私と2人でブッダの前で写真撮りたいというので、戸惑いながらも,お引き受け。

「声が良かった。お経読んでくれて、嬉しかったの。」

彼女の瞳から涙がジワリ。
私も慈しみが溢れてきた。

お経って、本当に慰めだもんね。
ちゃんと読んで良かったなぁ。

今日は,30分以上お経を読んだ。
私は今までゴスペル、祝詞と、声を出して祈ることが好きで、たくさんやってきたけれど、声の波の大切さ、お経の発音の大切さを改めて感じた。

今日、彼女が家族を想い、供養していたこと。
そこで共にお唱えできたご縁。

有難い。

生きとし生けるものが,幸せでありますように。

チャー先生に、ちびっこがお守りをもらう姿をみて、かわいいなぁと思ってニコニコしてたら、チャー先生が、私にも下さいましたw
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短期出家についても、今日はしっかりお話しできた。
今日はお二人短期出家者もいらして、何より。