もはや私の拠り所、ワットパープッタランシー❤️
毎月、第四週の日曜日は、瞑想会が開催されています。
今日の法話は、
「タイの少数民族達にどうやってダンマを伝えていくのか」
というおはなし。
山岳地帯の部族は、精霊をはじめ目に見えない様々な命を,信仰の対象にしています。
そこへ、袈裟を着て、ただ坐るお坊様がやってくるわけです。
彼らはこっそり観察します。
村人 「何をしているのですか?」と尋ねます。
お坊様 「プットーを探してるんだよ」
と答えて、目の前で坐りながら、プットー、プットーと、呼吸を観察していくのです。
「プットーとは、どんなものですか?」
お坊様は、両手でふんわりと空気の球を作り、こんな感じと、説明します。
そしてまた、瞑想します。
説明しない。法話もしない。
でも、坐る。
次第に、そこには暖かく澄み渡る美しい気に満ちた空間が現れます。
サマーディの力。
その様子に、村人達はこれはなんだかわからないけれど、すごいことだと感じ始め、小屋を作り、道を整えて、一緒に坐り始めます。
ダンマは、言葉で説明できません。
私が本気でブッダを探すなら、その私を見て、ともに挑戦してみようという仲間がやって来る。
私は、クリニック以外でも、そんな仲間と瞑想会を始めました。
「せせらぎの会」と名前をつけ、清らかな流れの如く、共に瞑想していく仲間。
ヨガで身体をほぐして、自分を観察し、分け隔てなく意識を広げて、互いに慈しみを与え合う仲間。
サンガ新社で活躍されている、だるまいこ先生のゼミ仲間でヨギの西川尚美ちゃんとともに、お世話になっているセラピストや研究者、瞑想実践を共に励む仲間達。
多彩な方々が、それぞれ今まで培った賜物を、惜しみなく分かち合い、そこから、生きとし生けるものへ、様々な恩恵を発信して欲しいと願います。
もちろん、お釈迦様の瞑想により、心のお掃除をしながらね❤️
プッタランシーの住職、チャー先生。
20歳で出家し、今49歳。
お若いですが、素晴らしく澄んだ方。
彼とともに坐り、学び、ダンマをいかに届けていくのかを学びます。
彼から与えていただきました恵みを噛み締めて、皆様に届けていくことができますように💓
種のある生の果物や、根を張るミントとかは、五戒の不殺生にあたるため、お布施の時は、一言お坊様に口添えします。
いろんなお作法に、それぞれの意味がありますね。
ちなみに、11月5日には、カティナの法要もあります。
是非、お寺にお越しくださいね。
すべての命が幸せでありますように。