みなさん、こんにちは。

熊野先生の著書『瞑想と意識の探求』の事前予約クラウドファンディングに続々とご支援いただき誠にありがとうございます!

おかげさまで127人の方にご支援いただき、現在132冊のご予約をいただいております。

本書には熊野先生と6人の方々との対談が収録されています

本日はご予約を検討してくださっている方に本書の魅力を伝えるべく、一人目の対談者である横田南嶺老師についてのエピソードを、先日行われたクラウドファンディングスタートイベントでの熊野先生のコメントから抜粋してお届けしたいと思います。

横田南嶺師との対談について


横田南嶺老師との対談は、2018年11月18日でした。北鎌倉の円覚寺にお伺いしての公開対談だったのですが、実はなぜこの対談をすることになったのか経緯はよく覚えていないのです。おそらくサンガの編集部からお話が来て、せっかくの機会をいただいたので、ということでお受けしたのですね。

そして、実際対談をさせていただいて、この対談は本当に印象的でした。

私は17歳のときからヨーガをやり、瞑想もしてきたのですが、きちんと仏教の教えを受けたこともなければ、正面からそういう本物の人たちと対話をしたこともなかったのですね。いわばまあ、裏街道をずっと歩いてきたような感じです。それが突然、表街道をずっと歩んで来られた方と、「あれ?    話をすることになったぞ」みたいな、そんな感じでした。

それで実際お話をしてみたら、この横田老師という方は、ものすごく率直な方なんですね。そして、なんと言いますか、本書で対談させていただいた6人の方々はみなさんそうだと思うのですが、まさに求道者なんです。「道を求めておられる方」という表現が非常にぴったりとくる方でした。こちらが疑問に思っていろいろとお聞きすると、わからないことはわからないとおっしゃるんですね。そして一緒に考えたいことは一緒に考える。言葉にして説明できるところは説明してくださる。大変に印象的でした。

それから、ご自分がこれまで歩まれてきた禅の流れを一度置いて、新しくマインドフルネスなりヴィパッサナーなり、そういうものを自分が学んで取り入れたいんだという姿勢が非常にはっきりとしていて、そこもとっても印象的でした。

あと、円覚寺のご本尊は「宝冠釈迦如来」という仏様なんです。釈迦如来なんだけれども宝石の冠をかぶっておられて。そういうおしゃれというのは、如来はしなくて菩薩がするものかなと思うんですが、この宝冠釈迦如来は非常に美しくて、その雰囲気が横田老師の雰囲気とまた非常に合うんですね。

そういうこととか、秋の円覚寺の自然の素晴らしさとかとあいまって、本当に印象に残ってます。

それからこの対談に伺ったときに、一昨年にお亡くなりになったサンガの島影社長が円覚寺の入り口のところで出迎えてくださって、いかつい顔をされた方なのですが私を見て満面の笑みで迎えてくださったのが大変印象的で、すごくうれしかったですね。そんな対談だったかと思います。

(熊野宏昭)

クラウドファンディングは4月3日(日)23時59分まで

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