ひとの数だけ信仰があると考えることもできるが、それぞれは疎外しあい否定しあうために分化していったわけではなく、それぞれが役割を果たしながら、互いを尊重して協力しあうために枝分かれてしていったはずだ。違うからこそ学ぶことがある。


稲葉俊郎(東京大学医学部付属病院循環器内科助教)
(別冊サンガジャパンVol.4 「いのちの歴史と未来の医療」)
※肩書は掲載時