仏教における修行とは絶えざる自己否定の過程であり、否定の過程をへていない自己は、仏教では決別すべき対象でしかない。
 


正木晃(宗教学者)
(サンガジャパンVol.3 「ユングのマンダラ理解とその限界」)
※肩書は掲載時