「私」と思い込んでいるものは、因縁によって継続的に立ち現れているように見える現象に過ぎないということなのです。たとえるならば、「私」とはスクリーンに映された映画のなかの人物のごときものです。


石川勇一(相模女子大教授)
(サンガジャパンVol.26 「二つの河を渡って」)
※肩書は掲載時