この本(『怒らないこと』アルボムッレ・スマナサーラ著)を読んではじめて、自分が他人との間に見えない線を引いていることを意識させられました。自分がイライラしているときは決まって、他人がやるべき仕事をしておらず自分が代わりにやらされているときだったり、自分のものだと思っているものに手を出されたときだったからです。


三砂慶明(梅田    蔦屋書店人文・古書コンシェルジュ)
(サンガジャパンVol26. 「無我への扉」)
※肩書は掲載時