自分という狭い枠に捉われている限り、自分におこった不幸や災いはきわめて大きく、耐え難いものに映るだろう。しかし利他という広い心を持つならば、自分に仮に不幸が訪れても、それはきわめて小さいものに感じられ、乗り越え可能なものとなる。



吉村均(中村元東方研究所専任研究員)
(サンガジャパンVol.25 「大乗仏教は大乗経典に基づく教えか?」)
※肩書は掲載時