人間は、「いのち」という宇宙的な共同プロジェクトに参加している。自分も生まれながらにそのプロジェクトの構成員であるという自覚さえあれば、少なくとも3〜4世代先(100〜200年後)くらいの視点では物事を考えるはずだ。


稲葉俊郎(東京大学医学部付属病院循環器内科助教)
(別冊サンガジャパンVol.4 「いのちの歴史と未来の医療」)
※肩書は掲載時