アルボムッレ・スマナサーラ(初期仏教長老)



様々なかたちの最期があるなかで、安穏に満ちた看取りの場をつくっていくために大切なことはなんでしょうか。初期仏教長老のアルボムッレ・スマナサーラ長老に、まず「死とは何か」ということをあらためて教えていただきながら、看取る人がどのように逝く人に接していけばよいのか、どのような看取りの環境を作っていけばよいのかについて、お釈迦様の教えをもとに教えていただきます。


第3回    死を悲しいと感じるメカニズム


■可能な限り短い時間で変化を観察できればいい

──1年ぐらいの変化であれば自分にもわかりますが、瞬間瞬間の変化はよくわかりません。観察力が上がればわかるようになるのでしょうか?