ヘブライ語で「平和」のことを「シャローム」と言うのですが、本来は「傷ついている部分がどこにも残っていない」という意味なのです。ですから今の日本が「平和」だといっても、実際には貧困や差別があって、社会から取り残され、無視されている人たちがたくさんいる。これを絶対に「平和」とは言わない。
本田哲郎(カトリック司祭)
(サンガジャパンVol.30 宇都宮健児氏との対談「社会正義と視座の転換」)
※肩書は掲載時
2022/08/15 07:00
8月15日 今日の言葉 今の日本は「平和」なのか
連載第2回 松本紹圭×熊谷晋一郎〔Post-religion対談〕個を深めて仲間と共に近代を生きる[3/6]連載第2回 松本紹圭×熊谷晋一郎〔Post-religion対談〕個を深めて仲間と共に近代を生きる[2/6]