無明とは執着のカラクリそのもの、生きとし生けるものを侵しているウィルスのようなものです。現実が見えていないということです。この感染病を治すためには、無常・無我の現実を直視するしかないのです。


ネルケ無方(曹洞宗安泰寺住職)
(サンガジャパンVol.11 「瞑想と坐禅、そして私」)
※肩書は掲載時