(経典の)スッタニパータでは「煩悩の矢が刺さったまま泣くと、自分がどんどんやせ細っていくばかりで、誰の役にも立たない」という言い方をしています。つまり、誰かを恨んだり、自分を責めたりして出る涙や、あるいは、遺産がほしいという欲に駆られたりするのは煩悩の矢ですよね。


井上ウィマラ(高野山大学教授)
(サンガジャパンVol.28 大谷彰氏との対談「マインドフルネスの諸相を探る」)
※肩書は掲載時