逆境のさなかでも微笑みの実践を忘れないことは、タイ自身がベトナム戦争の中で怒りや憎しみに我を忘れることなく、マインドフルネスの瞑想を続けた経験から生まれた教えである。しかしそれは苦からの逃避ではなく、苦を慈悲の眼差しでくるむことで変容をもたらすことだ。



島田啓介(翻訳家)
(サンガジャパンVol.36 「ティク・ナット・ハンの瞑想とヴィパッサナー瞑想」)
※肩書は掲載時