仏教者としての立場を問われれば死刑廃止を説く以外にないということです。根拠はダンマパダ(法句経)にみえる「怨みに報いるに怨みを以てしたならば、怨みの息(や)むことはない。怨みを捨ててこそ息(や)む」です。


宮崎哲弥(評論家)
(サンガジャパンVol.8 林田康順師との対談「仏教にとって救済とは何か。」)
※肩書は掲載時