親鸞の苦悩が優れた学者の苦悩だとすれば、一遍の苦悩は優れた芸術家の苦悩だなって思ったんですよ。苦悩の質が違う。どっちがあってもいいいのだと。そう思ったんです。


田口ランディ(作家)
(サンガジャパンVol.13 本多弘之との対談「仏教のコスモロジーを探して    第3回」)
※肩書は掲載時