2月18日にスタートした熊野先生のクラウドファンディング、1週間です。
60冊を超えるご注文をいただきました。ありがとうございます。
あと1か月以上続きますが、目標金額を達成できたらと思っていますので、どうぞよろしくお願いいたします。
2月18日のイベントで熊野宏昭先生から本書執筆のきっかけなどコメントをいただきましたので、ご紹介していきます。
なぜ、日本的マインドフルネスなのか?
本の中にも書いたことになるんですけれども、私は父が医者だったんですね。だから西洋医療は生まれたときからお世話になっているという、ほんと、骨の髄まで西洋医療で育ってきたんです。
そういうことなんですが、私がヨーガを始めたのは17歳なんですね。それからずっと今に至るまで瞑想を実践してきています。だから、さっきご紹介いただきましたが、私が修行者なのか実践者なのかわかりませんけど、瞑想は私の中で特別なことではなくて、人生そのものなんですね。東洋的なものと関わって生きるということ――17歳のときからずっとヨーガをやったり瞑想したり、あるいは自律訓練という、これは西洋医療の中でも使われているものですけど、リラクセーション法をずっと実践したりですね。
そういう中で、ヨーガを始めた頃に、すごく身体が丈夫になって風邪をひかなくなったということがありました。そのときまでは風邪を引いたら、遠い鹿児島の地で寮生活になる私のために父が処方して持たせてくれた、「なんにでも効く薬」を山のように飲んでなんとか治すというようなことをしていました。それが、「自分で治せるんだ」というふうにそのときに思ったんですね。
「自分で治せる。自分で病気にならないでいることができるんだ。それを知らないというのはどういうことなんだろう」と、そのとき思ったんです。「これを知らない人は本当に不安だろうな」と。
そこからなんですね、私の中で西洋医療だけでは完結しないなというようなことを思ったのは。そういう思いの後に東京大学医学部に入りました。ですから本格的に医学教育を受ける前に、そういう西洋医療だけでは完結しないなというようなことを考えていたということかもしれないですね。
(熊野宏昭)
動画を公開中です!
2月18日夜に開催したキックオフイベントの動画を公開しています。
熊野先生より各対談者の先生方へのコメント集となっていますので、ぜひご覧ください。
クラウドファンディングは4月3日(日)23時59分までです。
皆さま、どうぞよろしくお願いいたします!